ピエロにささげる手紙

おしゃれカンケイのバックミュージックでお読みください

拝啓 ピエロ様

初夏の陽気がまぶしい今日この頃

あなたはいかがおすごしでしょうか

さて今日筆をとりましたのは他でもありません

先日の出来事についてです

僕は朝からあなたに会いにいきましたね

あなたは店の端でおとなしく待っていました

てっきりあなたも僕に会うのを楽しみにしているように思えました

それが間違いだとは僕は夢にも思いませんでした

朝はあなたは機嫌がよかったですね

僕にはあなたの一部が輝いて見えました

何度も輝いてみえました

僕もとても機嫌がよかったです

あの輝きは2000枚ぐらいの輝きでした

でもそれが地獄への始まりだったんですね

あなたは急に光を失いました

何があったというんでしょう

僕は事態をのみこめなかったです

時には手もあげました

でもダメです

もうあの輝きは帰ってこないのでしょうか

かろうじて僕は耐えました

12時間耐えました

そろそろ終わりです

でもあなたは最後まで冷たかったですね

10時45分に全ノマレです

なんでその時間なんですか

どうせなくなるなら早くなくなってください

僕はあなたのことが大好きでした

どんなひどい仕打ちにも耐えてきたつもりです

でももう限界です

あなたとはこれっきりにしようと思います

さようなら

敬具